データストロールのススメ

レポートのカスタマイズ

投稿日:2012/4/10 作成者:吉田 喜彦

レポーティングに慣れてくると、つい決まったメニューや指標ばかりを追ってしまいませんでしょうか。突出した動きがあってから調べるのではなく、データストロールしてみませんか。



分析は大変でも何気なくデータを見ることなら

突出した事象を調べるのにアナライズするわけですが、それですと、突出した事象が起きなければ原因を探ることをしない、とも言えます。

しかし、それでは徐々に広がる現象やトレンドを逃してしまいかねないのではないでしょうか。

何か関連ニュースが出たときは、普段はあまり見ないような指標も見てみる良いでしょう。例えば、以下のようなニュースを目にしたならば、ブラウザの割合など。

IEの自動アップグレードが始まる – ITmedia ニュース


ランディングページに起きたある出来事

先日調べた事例を紹介します。

私はよくランディングページをチェックしています。それは数年の大きな流れとしてスマートフォンが増加していると思っているからです。

ある日のランディングページの1位は以下でした。様々な参照元から流入していることがわかります。
トップランディングページ

次にセカンダリディメンションをオペレーティングシステムを変えてみます。
スマートフォンが増えている

iPhone、Android合わせると40%を越えていました。以前と比べ大きく変わったと実感しました。他の指標ではあまり見られない変化でした。

勿論、スマートフォンが増えたからなのか、読者の行動が変わったからなのかはわかりません。直感的に「変わった」と思っただけです。

しかし、たしかに以前からスマートフォンサイトのテンプレを、改修し見やすくはしていました。ですから、嬉しくなって、もっともっとテコ入れしたくなりました。


分析の神様は毎日レポートを見ている人に降りてくる

普段から何気なくデータを眺めていくことで気付く、小さな変化というものを大切にしています。モニタリングともちょっと違うんですよね。ホント散策というか。

私はそれをデータストロールと勝手に名づけ、暇さえあればちょこちょことレポートを見ています。サイトの向こうにいる人を感じられるように。

みなさんも、データストロールはじめてみませんか。

 

執筆者:吉田 喜彦

アクセス解析漫画家。解析結果をもとにオチを変えていく論理派。国内で初のGoogleアナリティクスAppギャラリー掲載歴を持ち、Googleアナリティクスでは、スクリプト、APIネタを得意とする。ブログはhttp://www.kagua.biz

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