GAIQを再取得したので受験対策にでもどうぞ

GAIQ対策

投稿日:2016/1/2 作成者:衣袋 宏美

GAIQとはGoogle Analytics Individual Qualificationのことで、Google アナリティクスの理解が一定以上の水準にあるということをGoogleが認定してくれる試験のことです。

 

<受験までの流れ>
現在Google アナリティクスの認定資格は、Google Partnersの認定資格の「Analytics」(図1赤枠部分)を選択したページ(図1)から受験ができます。まずはGoogle Partners プログラムへの申し込みが前提なので、はGoogle Partners プログラムについてはこちらのヘルプをご参照ください。

受験ボタン(図1青枠部分)(私の場合は取得有効期限のため「再受験」と表示されていますが、そうでない場合は恐らく「受験する」などと表示されているのではないでしょうか)をクリックすると、試験開始のページが新しいウィンドウで開く(図2)ので、「今すぐ試験を始める」ボタン(図2赤枠部分)をクリックすれば試験が始まります。

 

図1:Google Partners

図1:Google Partners

 

図2:試験を始める

図2:試験を始める

 

試験時間は90分、70問で、合格基準は80%以上の正解が必要です。つまり56問以上の正解が必要となります。認定有効期限は1年半です。試験は言語を選択できるようになりましたので、日本語を選んで(図1緑枠部分)ください。

以前は時間を一時停止する機能がありましたが、現在はその機能はなくなっています。また前の質問に戻ることもできなくなりましたので、最後にまとめて見直しをすることもできません。

 

<出題形式>
今回受験した結果で言いますと、
・選択形式の問題(記述式はありません)
・ラジオボタンで2~5択で一つの正解を選択するパターン
・チェックボックス形式は無し

 

<試験対策情報>
基本的にはGoogleが提供している公式の教材を見るのが一番ではないかと思います。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)学習ガイドをお勧めします。Analytics Academyという動画で学習できるコースもありますが、基礎編だけ日本語になっているだけで、学習効率は低いと思われるためあまりお勧めはしません。

最近は対策本のようなものも市販されているようなので、合格することが主目的の方は、そういう手段で効率的に情報収集されるとよいでしょう。実際に手に取ってみたことはないので、著作権?的に大丈夫なのかなというのもありますし、内容に関して保証もしかねますので、ここで直接ご紹介することは差し控えさせて頂きます。

 

<実際の問題の傾向>
今回、全ての問題について簡単なメモを取りながら受験しましたので、出題傾向をきちんと量的に把握することができました。人によって問題は変わると思うので、今回の私の場合ですが、種類別の傾向を下記に示してみました。

準備の仕方:5%
データ収集方法(MP、データインポートなど):5%
トラッキングコードのカスタマイズ:5%
カスタムキャンペーンパラメータ:3%
アカウントの構造系(アカウント、プロパティ、ビュー):5%
フィルタ関係:5%
目標関係:7%
共通の機能の使い方:5%
各種レポートの使い方、目的に応じてどのレポートを利用したらよいか:20%
(ここの内訳ではコンバージョン、アトリビューション系が多かったです)
指標とディメンションの意味、目的に応じてどれを利用したらよいか:40%

つまり指標やディメンション、レポートをどう使うか、データ収集とアナリティクス設定について網羅的に理解しておく必要があります。当たり前ですが、Google アナリティクスについての知識を一通り求められるということです。

最新バージョンのユニバーサル アナリティクスに特有のレポートなどに関する問題は今回ありませんでしたが、データ収集のメジャメントプロトコルに関する出題はありました。またアナリティクス設定系(フィルタや目標設定、ビューの作り方など)の問題は、実際経験してないと難しい問題かなと感じました。

また全体としては、目標(コンバージョン)やアトリビューション(間接効果)など、成果を出すことに関係する部分が多かった印象を持ちました。

 

<よくわからなかったところ>
恐らく試験問題は英語版の翻訳で作成していると思われます。その辺りでオヤと思う箇所や、私の一般常識がついていけてなかった部分とか、唸った部分がありましたので、ご紹介しておきます。関係者が気づいたら直すなり、分かりやすくして頂ければという願いも込めています。そういう意図もあるので、ここは具体的に記述させて頂きます。

一番気になったのは、「サイト上で最も人気が高いサイトを特定したい場合に使うレポートセクションは?」といった感じの設問でした。「レポートセクション」とは、「行動」とか「集客」レポート群をまとめた総称のことですが、「サイト上で最も人気が高いサイト」ってどういう意味でしょうか?

次は、気が付かないと間違ってしまう言葉使いで、「マクロコンバージョン」です。「マイクロコンバージョン」と勘違いして読み進めて、選択肢を見ていくと「うーむ」という感じだったので、改めて振り返ってみたら、「マクロコンバージョン」でした。これは落とし穴でした。「イ」が入っているかいないかです。しかしちゃんとコンバージョンとアトリビューションというヘルプにありました。ハイ、私の勉強不足ですね。

あと、「デフォルトのチャネルグループは?」っていう問題があり、選択肢には日本語で「自然検索」とか「ディスプレイ」とかあったのですが、チャネルグループ名は現在すべて英語ですよね。「Organic Search」とか「Direct」です。問題の方も何でもかんでもすべて日本語に翻訳すればよいというものでもありませんので、気を付けて頂きたいものです。どちらかというと、GAIQの問題というよりはレポート画面の方を日本語化してっていう話かもしれませんが。

そして設問の選択肢に「アノテ―ション」という表現がありました。これは英語版Google アナリティクスで「annotation」のことでしょう。これは何だかわかりますか?日本語Google アナリティクスでは「メモ」機能のことですね。これは正誤の判断で致命的な影響を及ぼしかねないですね。

 

<ということで>
GAIQは一般的なアクセス解析の知識に加えてGoogle アナリティクスというツールを正確に知っていることを試される試験です。逆に言えば、この試験を受かっても、ウェブサイトをよくするコンサルティングができるとは限りません。

またあくまでもGoogle アナリティクスというツールを頭ではよく知っているよってことをある程度担保してくれますが、GAIQ持っていても経験が無ければ導入コンサルを頼むのは危険かもしれません。そこは資格に騙されないようにしましょう。逆にGAIQを持ってないGoogle アナリティクス経験豊富なアナリストも大勢います。

 

<宣伝>
最後に興味がある方は下記もどうぞ。上の二つは定期開催しています。
Google アナリティクスを二日間徹底的に学ぶ講座
アクセス解析を二日間徹底的に学ぶ講座
ユニバーサル アナリティクスをGoogle タグマネージャで実装する方法を丸1日で習得する講座(こちらは過去の講座へのリンクです。開催希望が多ければまた開催します)

 

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