新テストへ移行直前!旧バージョンでの緊急受験対策を公開。

GAIQ対策

投稿日:2011/12/17 作成者:山浦直宏

GA が来年1月に新バージョンへの完全移行が行われる事はみなさんすでにご存じと思います。

この応用編で「GAIQ対策」の連載を開始した当初より、いずれ近いうちにGAIQ テストも新バージョン対応になることは予測していましたがついに正式に告知されました。(詳細はこちら)

新テストへの移行は新年(2012年)1月の第1週には行われる見込み。ということは旧バージョンのテストは実質年内までということになります。本連載の第2回でもお伝えしたようにIQテストの連続受験は14日間のインターバルが必要になるため、これから旧バージョンでの年内合格に挑戦する方は1発勝負覚悟で臨むことになります。

本連載では、次回より受験対策の学習方法として“Google Analytics IQ Lessonns”(旧バージョン)を中心に紹介していく予定でしたが急遽予定を変更して”移行直前緊急受験対策”としてお届けしたいと思います。

図1:Google Analytics IQ Lessons (旧バージョン版) 画面

図1:Google Analytics IQ Lessons (旧バージョン版) 画面

<緊急対策 ポイント1>「GAIQ Lessons は目を通すこと!」

IQテストの学習教材としてGoogleから提供されているオンライン学習コンテンツの GAIQ Lessons は、GAの導入からレポート画面の見方、各種設定、より深い分析のための手法までを網羅的にまとめてあるとても優れた教材です。オンライン上のスライドを見ながら音声で流れる説明ナレーション(残念ながら英語)を聞くことによって非常にわかりやすく理解することができます。

しかし、ボリュームはかなり大量でスライドページにして約400ページ以上はあります。(しかも英語で・・)せっかく気持ちを高めて受験学習に取組もうとした人でもこのボリュームを目の当りにして萎えてしまった人もいるのではないでしょうか。

でもあえて、何故ここでGAIQ Lessonnsに目を通すことを第1のポイントとしているかというと、出題される問題はこのGAIQ Lessonns の文章から引用されて作られている問題が少なくないからです。

過去出題されてきた問題を見るに、個々の問題はこのGAIQ Lessons の作者が作成していると思われます。GAIQ Lessons のナレーションを聞くとわかりますが、コンテンツは複数の人によって分担して作成されていますが、コンテンツだけではなく合わせて問題まで作成しているのだろうと思います。

よって、出題される問題の解答のヒントは”Google Analytics IQ Lessons ” の中にあると考えていいでしょう。

図2:GAIQ Lessons(旧バージョン版) スライド画面

図2:GAIQ Lessons(旧バージョン版) スライド画面

<緊急対策 ポイント2>「GA独自の仕組みや機能は抑えておく!」

とはいえ、400数十ページからなるボリュームをこれから年内に学習しようとするのはかなりの至難の業。皆さんがある程度のGA活用経験があることを前提に考えれば「レポート画面」に関連する出題や「基本的な指標の読み方」などはまずクリアできると思います。では、直前対策として重点的に学習いただきたいポイントをいくつか紹介します。

・ファーストパーティクッキーの仕組みや意味は理解しておこう。

GA 独自の仕組みとしてはまずこのファーストパーティークッキーについては抑えておきましょう。私の受験対策講座の受講者でも「クッキーは知っているが、ファーストとかサードとか・・いわれても何がちがうのかわからない」という方が結構います。ここでは詳細の解説はしませんが、GAはファーストパーティクッキーを使っていることによって、他のウェブビーコン型ツールとは異なる設定やカスタマイズが必要になる部分があります。ファーストパーティクッキーはGA全体の理解にかかわる部分ですのでよく理解しておきましょう。

・フィルタの種類と内容は大丈夫か?

使いこなせば非常に便利なフィルタ機能ですが、どんな種類があってどんなことができるのか。GA をかなり長い間使っている人であっても意外と知らないことが多いのがこのフィルタです。GAIQ Lessonsでおさらいするのと同時に、是非実際の設定画面を見て、あちこちクリックしてみるとどんなことが出来そうなのか掴んでいただけると思います。あと、”フィルタ”と”セグメント”の違いもよく整理して理解しておくといいかもしれません。

・ドメイン解決ができてこそIQホルダーといえる・・?

GA 独自の設定といえばこの”ドメイン解決”です。具体的には「複数ドメイン間の計測(クロスドメイン)」と「サブドメイン間の計測」です。GA がファーストパーティクッキーを使用しているが故にドメイン、サブドメインを含むサイト構成になっている場合には主に計測タグなどでのカスタマイズが必要になります。

全体的にもいえることですが、選択式の問題において詳細な画面操作や設定内容を問われるような問題は出題されませんが、基本的な仕組みやカスタマイズで使用するJava Script のメソッド記述は覚えておいた方がいいと思います。

・AdWords との連結はGA ならではの必須項目

GAはそもそもAdWordsの効果測定、分析機能として開発された、と言われているほどAdWordsとの連結機能は重要機能のひとつです。アクセス解析の目的のひとつとしても、プロモーション効果測定は欠かせない領域ですよね。広告キャンペーン効果測定時の設定(AdWords以外も!)や、AdWordsとGA の計測数値の不一致がなぜ起こるか?など。ここでも基本的な仕組みをきちんと理解しておくことが重要になります。

・Flash や Ajax も計測できるって知ってました?

ドメイン関連と同様にJava Scriptのメソッドを知っておいた方がいい問題としては、このFlash、Ajax計測機能があります。具体的には”バーチャルページビュー”と”イベントトラッキング”です。両方とも同様に計測できるのですが、設定の柔軟度がかなり異なりますので違いを理解しておきましょう。

以上、主なポイントを挙げましたがもちろんこれがすべてではありません。この他にも「E-コマース」「目標設定」「正規表現」など出題頻度が高い項目はありますが、上記を中心にこれらの項目との関連する部分を学習していただければと思います。

最後に、ちょっと「裏ワザ」的な受験要領をお伝えしたいと思います。

<緊急対策 ポイント3>「この”裏ワザ”で腰を据えて取り組むべし」

本連載の第2回でも簡単に紹介しましたが、このIQテストは90分という時間制限があります(問題数は70問)。普通に解いたとしても1問当たりにかけられる時間は約1分半弱。即答できる問題であればいいですが、ちょっと考えたり調べたりする時間はあまりないと思います。しかも、英語があまり得意でない人は辞書や翻訳ソフトを使いながらだと90分以内に全問をこなすのはかなり厳しいのではないでしょうか。

テスト画面には「進む」や「戻る」などの操作ボタンがありますが、その中に「一時停止」をするポーズボタンがあります。これを押すとテスト時間を止めることができるので上手に活用しない手はありません。テストは開始してから120時間(5日間)有効です。ポーズボタンで時間進行を上手にコントロールしながら、最終的には120時間以内にテストを終了すればOKなのです。ただし、このテストのポーズボタンは「画面の一時停止」ではなく「テストの一時終了」を意味するのでテスト画面自体が強制的に閉じられてしまいます。ポーズボタンを押すときは必ず”スクリーンショット”などで画面を保存しておくことをお勧めします。

旧バージョンでの受験に残された時間はあとわずかですが、駆け込み受験でGAIQ を取得するもよし。でも、これからはすべて新バージョンになるわけですから、今は受験を控えて、あえて新しいテストで実力を試すのもよし。いずれにしろ、資格取得が目的ではないはずですから、この学習を通して少しでもGAの理解に役立てていただきたいと思います。

 

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