GAIQにとって重要なアカウントとプロファイルの管理(1)

GAIQ対策

投稿日:2012/2/28 作成者:山浦直宏

GAIQは単なるGoogle アナリティクスの使い方や技(ワザ)の知識を問うものではないと思います。

「正しく計測」「正しく運用する」ために必要な知識が求められます。もちろん、分析し次に活かす事が一番重要であるのは言うまでもありませんが、それも正しい計測と運用があればこそ、ですよね。

今回は、GAIQテストの中でも最も出題傾向の高いアカウントとプロファイルの管理の考え方について解説をしていきます。

一見素通りされがちでちょっとわかりにくい構造になっているアカウントとプロファイルですが、きちんと理解していないと運用上大きな問題を抱えることにもなりかねない重要なテーマです。

まず、皆さんGoogle アナリティクス でサイトを計測するときにはどのようなことから始めますか?

Google アナリティクスを導入するわけですから、計測したいサイトは決まっていると思います。そして、そのウェブサイトのソースコードにGoogle アナリティクスの(JavaScriptの)計測タグを挿入(貼る)して、翌日にはレポート画面で計測データが見えるようになる。というところまではご経験されている方が多いと思います。

簡単に図で説明すると図1のようになります。

図1:計測イメージ

図1:計測イメージ

ここまで出来れば後はレポート画面を日々見ながら数値の動きをチェックしたり、気になるところは深堀して分析したりと出来るわけで、やれ”アカウント”やら”プロファイル”などと管理・運用上の構造など気にする人はあまりいないのではないでしょうか。しかし、今回はそれがテーマですのでこれから解説していきます。

まず、Google アナリティクスでは計測するサイト(通常ドメインと同じような意味だと考えて下さい)のことを”プロパティ”と呼んでいます。”アカウント”と”プロファイル”という言葉の他に”プロパティ”という言葉も出てきてややこしいですが、GAIQの学習では重要なので覚えてください。そして、皆さんが実際に見ているレポート画面の単位のことを”プロファイル”と呼んでいます。

そのように説明されると、プロパティとプロファイルは同じじゃないの?という方も多いと思います。このプロパティという言葉は新バージョンになってから積極的に使われ、実際の設定画面でも出てくるようになったので、まだあまり馴染みがない方も多いと思います。

今の説明を図1に当てはめてみると次(図2)のようになります。

図2:プロパティとプロファイル

図2:プロパティとプロファイル

1つのウェブサイトにGoogle アナリティクスを導入してそのままの状態で計測データをレポート画面で見ている、というのがこの状態ですね。そうすると”アカウント”はどこ?ということになりますが、皆さんが計測コードを発行するために一番最初に”アカウント”は作成しているはずなんです。(今回は構造の解説をメインにするので、作成の画面遷移の説明は割愛します。)では、同じように図1のケースに当てはめると次(図3)のようになります。

図3:アカウント構造1

図3:アカウント構造1

これでやっと3つの言葉が出揃いました。プロパティは当然のことながら最初に作成されたアカウントの中に紐付けられています。普段あまり気にすることがないアカウント内の構造ですが、1つのサイトで1つのレポート画面で見ているというときのアカウント構造はこのようになっています。ある意味、自動的にここまでの構造は出来上がっています。さて、やっとここで実際の画面で確認してみましょう。Google アナリティクスにログインして最初の画面「アカウントホーム」で確認してみます。(図4)

図4:アカウントホーム 画面

図4:アカウントホーム 画面

みなさんの画面でもこんな風になっていると思います。普段何気なくスルーしてしまうこの画面では、このようにアカウント内の構造がわかりやすく見えるようになっています。

ここまででアカウントにまつわる基本的な言葉の意味や構造はお分かりいただけたかと思います、重要なのはこれからです。

なにせGAIQホルダーには、”組織内での正しい運用者(または、そのトレーナー)”としての知識が必要と思われます。なぜか?そういう問題がたくさん出るからです。(笑)

1つのサイト(もしくは複数のサイト)をある程度大きな組織の中で、つまり複数のチームやメンバーと共有しながら正しく運用をしていくためのアカウントとプロファイル管理の知識を問われます。

長くなりましたので続きは次回に・・。

 

お知らせ