新しい機能「計算指標」を早速利用してみた

共通の機能解説

投稿日:2015/10/30 作成者:衣袋 宏美

Google アナリティクスの最新バージョンであるユニバーサル アナリティクスで利用できるようになると言われていた「計算指標」が多くのプロパティで確認できるようになりましたので、実際に利用してみました。

日本語のヘルプや記事はまだ見たことがありませんが、英語では下記のように既に公式のアナリティクス ヘルプや計算式の例などの紹介ブログが散見されます。

About calculated metrics [beta](アナリティクス ヘルプ)
New Calculated Metrics in Universal Analytics(LunaMetrics)
25 Calculated Metrics for Google Analytics(AnalyticsPros)

●「計算指標」とは
「計算指標」とは、Google アナリティクスが用意している基本指標をベースに加減乗除などを行った新しい指標を作成できる機能です。

●「計算指標」の作成手順
この機能が利用できるようになったプロパティのアナリティクス設定のビューの項目の中に「計算指標beta」(図1赤枠部分)というのが出現しています。右側の「 + 新規計算指標」(図1青枠部分)をクリックすると、図2になります。

図1:アナリティクス設定の計算指標

図1:アナリティクス設定の計算指標

図2:計算指標の設定画面

図2:計算指標の設定画面

4つ指定するものがあります。「名前」は指標の名前でレポートの指標名になります。「表示名」はAPIでの出力時の識別名。「フォーマットタイプ」は5つの種類から選択します。「浮動小数点」「整数」「通貨(小数)」「時間」「割合(%)」です。「数式」には計算式を指定します。

設定例を二つ紹介します。「訪問頻度」と「閲覧深度」です。訪問頻度は一人当たりのセッション数を表現したいので、名前は「訪問頻度」、表示名は適当な文字列を指定し、フォーマットタイプは「浮動小数点」、計算式はセッション数÷ユーザー数としたいので、図3赤枠部分のような式を記述して、「作成」(図3青枠部分)すればよいです。

同様に閲覧深度は一人当たりのページビュー数を表現したいので、名前は「閲覧深度」、表示名は適当な文字列を指定し、フォーマットタイプは「浮動小数点」、計算式はページビュー数÷ユーザー数としたいので、図4赤枠部分のような式を記述して、作成します。

図3:訪問頻度の設定

図3:訪問頻度の設定

図4:閲覧深度の設定

図4:閲覧深度の設定

二つ設定を終わった後のアナリティクス設定の「計算指標beta」の画面は図5のようになります。計算指標名の部分(図5赤枠部分)をクリックすると編集画面に移動します。右側の「アクション」(図5青枠部分)のプルダウンからは「コピー」と「削除」が選択できます。

図5:アナリティクス設定の計算指標

図5:アナリティクス設定の計算指標

作成した計算指標は、当然標準のレポートにはありませんので、自分でカスタムレポートを作成して、自作した計算指標から指標を選択すればよいという訳です。図6が先ほど作成した二つの計算指標を混ぜたカスタムレポートです。訪問頻度(図6赤枠部分)と閲覧深度(図6青枠部分)が表示されているのが確認できます。

図6:計算指標を使ったカスタム レポート

図6:計算指標を使ったカスタム レポート

 

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