「ベンチマーク」レポートでデフォルト表示されている業種とは何なのか

導入と諸設定

投稿日:2017/1/14 作成者:衣袋 宏美

「ユーザー」セクション(図1赤枠部分)のレポート群の中に「ベンチマーク」というレポート群(図1青枠部分)があるのはご存じだろうか。このレポート群は、「管理」画面のアカウントの設定項目の「アカウント設定」(図2赤枠部分)の中にあるデータ共有設定の一つ「ベンチマーク」(図2青枠部分)にチェックを付けていれば表示される。

 

図1:「ベンチマーク」レポート群

図1:「ベンチマーク」レポート群

 

図2:「アカウント設定」のデータ共有設定

図2:「アカウント設定」のデータ共有設定


 

図3は「ユーザー > ベンチマーク > チャネル」レポートだが、計測対象サイトと同じような業種(カテゴリ)の他のサイトと比較することができるユニークなレポートだ。規模の異なるサイトと比較しても仕方がないので、業種(図3赤枠部分)の他に国(図3青枠部分)とセッション数の規模(図3緑枠部分)を選択すれば、似たようなサイトの例えば直帰率と自分のサイトのそれを比較することができるということだ。そして今回の記事はこのレポートでデフォルト表示されている「業種」(図3赤枠部分)についての話だ。

 

図3:「ベンチマーク」レポート

図3:「ユーザー > ベンチマーク > チャネル」レポート

 

多くの皆さんは、「管理」画面のプロパティの設定項目の「プロパティ設定」(図4赤枠部分)の中の「業種」(図4青枠部分)の指定がそれだと思っているだろう。ところが全然違うのだ。この指定がどこに関係しているかに関しては、別の記事「プロパティ設定の「業種」はどこに影響を与えるのか」を参照して欲しい。

 

図4:「プロパティ設定」の「業種」

図4:「プロパティ設定」の「業種」

 

一旦レポートの方に戻ろう。例えば「ユーザー > ベンチマーク > チャネル」レポートの左上の方にある「業種」のプルダウンを表示させたのが図5だ。「DEFAULT」という文字が右側に添えてある一番上にある「Internet & Telecom」(図5赤枠部分)が、デフォルトで表示されている業種分類になっている(図5青枠部分)。

そしてプルダウンから選択できるのは、「Art & Entertainment」から「Travel」までの24カテゴリ、さらにそのサブカテゴリが存在する。図6のように業種によっては、サブカテゴリ(図6赤枠部分)だけでなく、さらにそのサブカテゴリ(図6青枠部分)が存在するものもある。

 

図5:レポートでの業種のプルダウン

図5:レポートでの業種のプルダウン

 

図6:業種のサブカテゴリ

図6:業種のサブカテゴリ

 

一方「プロパティ設定」の中の「業種」のプルダウン(図7)を見てみると、こちらは日本語で、「アート、エンタテインメント」から「その他」までの26カテゴリがある(図7赤枠部分)。レポートの「業種」プルダウンの24分類とほとんど同じなのだが、完全に同じでなわけではない。

 

図7:「プロパティ設定」の業種のプルダウン

図7:「プロパティ設定」の業種のプルダウン

 

そして実際に複数のサイトの設定とレポート表示を比較して見たのが図8だ。2列目がプロパティ設定で選択してある業種分類で、3列目が「ベンチマーク」レポートでデフォルトで選択されている業種分類だ。

日本語英語の違いを無視するとしても、さっぱり一致していないのがわかる。さらに「プロパティ設定」の業種を選択していなくても(図8赤枠部分)、「ベンチマーク」レポートでは何らかの業種分類が選択されている。前半に述べた通りで、この結果からも二つ間には何の関係もないことがわかる。

 

図8:実際の設定とレポート表示の比較

図8:実際の設定とレポート表示の比較

 

プロパティ設定の「業種」はどこに影響を与えるのかについては、途中で紹介した記事を確認して欲しいのだが、では「ベンチマーク」レポートでデフォルトで選択されている業種とは一体何なのだろう。

筆者の勝手な推測だが、こちらはGoogleが独自に判定したコンテンツ分類だと思う。検索エンジン用にGoogleが各サイトのページをクロールしているのはご存じだと思うが、そちらで入手した情報から、各サイトの業種分類を判定しているのだろう。

図8は1列目に私の主観によるサイトのタイプを記述したのだが、これをご覧頂くと、何となくわかって頂けるのではないだろうか。4つ目のサイト(図8青枠部分)はモバイル関係のニュースサイトなのだが、サイト運営者側の意識としては、ニュースサイトなので設定上の分類は「ニュース」としているのに対して、「ベンチマーク」レポートのデフォルトは「Computers & Electronics」で、こちらはどういう話題がコンテンツの中心なのかで判定しているように思える。

 

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