ユニバーサル アナリティクスへのアップグレード事例(WordPressの一例)

導入と諸設定

投稿日:2014/5/31 作成者:衣袋 宏美

ユニバーサル アナリティクスへのアップグレードは様々なバリエーションがあって、自分の場合にどのようにしたらよいのかは個別で、誰にでも適用できる正解があるわけではありません。今回は非常に簡単にスムーズに移行できた例をご紹介します。

具体的にはWordPressを利用しページを作成、Ultimate Google Analyticsというプラグインを使っていた状態から、Google Tag Managerを利用してユニバーサル アナリティクスにアップグレードしてみました。

 

1.プロパティの状態の確認
移行作業開始前に、まずは該当のプロパティの状態をまず確認します。アナリティクス設定をクリックし、該当のプロパティのトラッキング情報をみます。既にユニバーサル アナリティクスへ自動的に移行されており、ユニバーサル アナリティクス仕様の画面になっていました。自分のプロパティでは、もう全てが自動的に移行されていました。

なおこの現状確認方法は、下記ウェブ担当者フォーラムの記事を参考にしてみて下さい。
【緊急解説】ひと目でわかる!ユニバーサル アナリティクスへのケース別アップグレード方法

 

2.移行手順を考える
既にプロパティ自体は自動的にユニバーサル アナリティクスへ移行されていることが確認できましたので、あとはトラッキングコードをユニバーサル アナリティクスへ張り替えていくだけでよいということになります。

Ultimate Google AnalyticsはWordPressのプラグインで、この機能を有効/無効にするのは、WordPressの「プラグイン」の画面で、該当のプラグインのところの「停止」ボタンを押せば、一瞬にして無効化できます。

Ultimate Google Analyticsのオプションで、投稿管理者自身の利用を記録せず、外部リンクのクリックは計測し、/outgoing/というディレクトリに集約していました。こららの設定については、特に重要視もしていなかったので、ユニバーサル アナリティクスはシンプルな実装にします。

移行後はGoogle Tag Managerを利用してユニバーサル アナリティクスのトラッキングコードをヘッダーのテンプレートに直接記述し、上記プラグインを停止にした後にすぐ準備しておいたGoogle Tag Managerのタグを公開すればよいと考えました。

 

3.実際に移行する
Google Tag Managerの解説記事ではないので、詳細は省略しますが、自分が管理するアカウントに入り、新しくコンテナを作成します。コンテナは一つの計測サイトのグループ名のようなものなので、一つのサイトに一つのコンテナを作る感じになります。コンテナを新規作成すれば、サイトに実装するためのタグ(コンテナ ス二ペット)が発行されます。

それをWordPressの外観>テーマ編集の画面で「ヘッダー」のテンプレートを選択して、header.phpのheadタグ内の最後に実装して、ファイルを更新しておきます。コンテナ ス二ペットは内容が設定されて公開しなければ、実際には稼働しないので実装だけしておきます。

一方そのコンテナで、新しいタグを作成し、バージョンを作成しておきます(公開はしません)。今回は少々カスタマイズを施したため、タグのタイプは「カスタムHTMLタグ」で作成し、すべてのページに適用するという単純な内容で設定しておきました。

以上で準備は完了しましたので、最後に切換えです。当初考えていた通り、下記の順番でそれぞれ一瞬で行い、移行をします。
・Ultimate Google Analyticsというプラグインを停止
・Google Tag Managerで用意しておいたタグを公開

 

4.移行が成功したかを確認する
確認方法は様々ありますが、自分でサイトにアクセスし、「リアルタイム>サマリー」レポートに出てくるかを確認しました。ブラウザでChromeを使っているなら、Tag Assistantという機能拡張でGoogle アナリティクスのタグの動作状況を確認するといった方法もあります。

 

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