Google アナリティクスの見方、ユーザー > ユーザー フロー(1)

各レポートの見方

投稿日:2011/12/6 作成者:衣袋 宏美

<各レポートの見方>

ユーザー フローは標準タブのユーザー セクションの一番下にあるレポートです(図1)。本稿はユーザー フローの解説の前半です。ユーザー フローは、いわゆるサイト全体の経路分析にあたるレポートです。

図1:ユーザー > ユーザーフロー

図1:ユーザー > ユーザーフロー

表示されるレポートの全体は図2の通りです。一番左にディメンションの指定があって、開始ページ(入口ページ)、次の閲覧ページ、その次の閲覧ページという具合に右側に順番に、閲覧ページの遷移を確認していく流れになります。

またそれぞれのステップの表示件数が6件となっています。実際は5つのグループとその他というカテゴリー分けで表示がされています。各種ツールですと、この各ステップの表示件数は上位の10件を表示するような形式が多いですが、Google アナリティクスでは実質5つのグルーピングで表示されます。

図2:ユーザー フロー

図2:ユーザー フロー

左側にある上下のスライド(図3赤枠部分)は、スライドを上に移動すれば、右側のページ遷移グラフが縦に間延びして表示が縦長になります。つまりグラフの縦方向の表示のスケールを変化させるための機能です。またその上に位置しているボタンのようなもの(図3青枠部分)ですが、これは横スクロールの機能です。

図3:上下のスライドなど

図3:上下のスライドなど

このレポートは右にページ遷移を表示していく形式のグラフなので、どうしても横長になってしまいますが、レポート内に横スクロールバーがありません。家のマーク(図3青枠部分)の右側にある右矢印「>」をクリックすると、右スクロールし、左側にある左矢印「<」をクリックすると、左スクロールするのです。

家のマークは初期画面の位置に戻す機能になります。またこの機能を使わずに、マウスで画面をクリックしてドラッグすることでも左右への移動が可能です。

次にグラフの上方にある左右のスライドバーについて説明します。「コネクション数」というテキストの右側にスライドバーがあります(図4赤枠部分)。図4ではこのスライドバーを一番右側にもってきています。これは表示の細かさを最大にしている状態です。

図2と比較すると、図4の方が線で繋がっている本数が多くなっているのが分かると思います。つまりグラフ表示を最も細かく見たいなら、スライドバーを右側にして、大雑把に見るだけであれば左側にすればよいのです。

図4:左右のスライドバー

図4:左右のスライドバー

グラフ上部には「セグメントを選択」のプルダウンがあります(図5赤枠部分)。他のメニューでも使用できる、各種セグメントを指定することができる機能です。標準で準備されているセグメントに加えて、自分で作成したカスタム セグメントも利用することができます。

図5:セグメントを選択

図5:セグメントを選択

ページ遷移グラフの一番左側に表示されるディメンションは、このレポートを最初に表示した時点では「国/地域」が選択されています。つまり日本からの利用と米国からの利用など、国別にどこからページ閲覧が開始されているのかという見方になっています。

このディメンションは、参照元別で表示したり、ブラウザ別に表示したりすることも可能です。図6のようにディメンションを選択するプルダウンから指定します。さらにこのディメンションの指定をカスタマイズすることができます。カスタマイズの設定画面は、歯車ボタン(図6青枠部分)をクリックすることで表示できます。

図6:ディメンション選択

図6:ディメンション選択

そのディメンション指定のカスタマイズですが、例えば図7のように参照元で、googleとyahoo検索からの流入だけに絞る指定をして、左下の適用ボタンを押すと、図8のようなレポートになります。このカスタマイズ機能は、まず図7赤枠部分の「+ アイテムを追加」ボタンを押して、「マッチタイプ」「式」「名前(オプション)」の表示をさせて、そこで選択や入力をしていきます。

図7:ディメンションのカスタマイズ指定

図7:ディメンションのカスタマイズ指定

図8:ディメンションのカスタマイズ

図8:ディメンションのカスタマイズ

カスタマイズ設定画面(図7)の「マッチタイプ」は「含む」「先頭が一致」「最後が一致」「等しい」「正規表現一致」の5つからプルダウンで選択します。「式」は、そのディメンションに含まれる値を指定します。図7の例で言えば、参照元の値である「google」などを指定したわけです。

「名前」は入力すれば、それがグラフの表示に利用され、入力しないと、「式」の入力項目の値をそのまま利用します。図8の出力例で言えば、カスタマイズ設定画面の「名前」のところに「グーグル検索」と記入したので、図8赤枠部分がその表示に使われています。「名前」を入力していなければ、この部分の表示が「google」となります。

初期状態に戻す場合は、ディメンションの歯車ボタンを押して図7のカスタマイズ画面に戻り、右下の「リセット」をクリックした上で、左下の「適用」をクリックして下さい。

 

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