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各レポートの見方

投稿日:2011/12/7 作成者:衣袋 宏美

<各レポートの見方>

本稿はユーザー フローの解説の後半です。まずは前半の記事からご覧下さい。後半の本稿ではグラフ表示されている遷移図を中心に解説します。ページ閲覧の遷移グラフは、開始ページ→最初の通過地点→2番目の接点→3番目の接点までの表示までになっています。図1はその右端の部分です。

図1:ステップを追加

図1:ステップを追加

図1の右端にはさらに「+ ステップを追加」というボタン(図1赤枠部分)が見えます。これをクリックすると、もう1ステップ右側に表示が増えていきます。最終的には図2のように12番目の接点まで表示を右側に伸ばしていくことができます。

図2:削除ボタン

図2:削除ボタン

逆に増やしたステップを消すこともできます。図2赤枠部分の「×」印をクリックすると、該当部分より右側の表示を全部消すことができます。この「×」印は最初の通過地点(2ページ目の閲覧)にもありますので、この部分の×印を押すと、開始ページ(入口ページ)だけの表示になります。

次はグラフ上でマウスオーバーしたり、クリックしたりすることで利用できる機能です。まずは左端のディメンションと開始ページの間を繋ぐ線の上にマウスオーバーすると表示されるデータについて説明します。

図3は「国/地域」ディメンションで「Japan」と「開始ページ」の(ホーム)との間を繋ぐ線の上(図3赤丸部分の辺り)にマウスオーバーした時の表示です。国内からのアクセスでトップページ「(ホーム)」が入口になった訪問回数が811回で、総訪問数の7.18%にあたるということを示しています。

図3:マウスオーバー表示

図3:マウスオーバー表示

次は線で繋がっている部分ではなく、各ページのところをマウスオーバーした時の表示について見ていきます。図4は開始ページの「(ホーム)」の部分(図4赤枠部分の辺り)にマウスオーバーした時に表示されたデータ(図4青枠部分)です。

図4:開始ページにマウスオーバー

図4:開始ページにマウスオーバー

上段は、「/(38ページ)」と表示されています。これは38ページ分のURL群をまとめて一つにグルーピングしたものであることを示しています。そして表示されている「/」は、この38URLの中で代表的なページとして、トップページが含まれているということを示しています。

中段には2行の記載があります。「次に行った流れ」が103訪問あり、この開始ページの訪問の12.2%を占めるということです。その下は離脱率87.8%で742訪問がここで離脱しているということを示しています。開始ページであれば、「離脱率」の値は「直帰率」を意味します。

下段の表記はここが開始ページとなっている全体の訪問数の845を表示しています。中段の数字の合計が全体の数字になるはずですが、確かに103+742=845となっています。

今度は開始ページの「/2011/11」の部分(図5の赤枠部分)をクリックしてみましょう。「ここをハイライト」「ここを深く見る」「グループの詳細」の3つのレポートがあることがわかります(図5青枠部分)。

図5:開始ページをクリック

図5:開始ページをクリック

まずハイライトを選択してみます。図6のように選択した「/2011/11」を通過した訪問に関わる前後の遷移のパス(図6青枠部分など)が濃く表示されます。つまり関連データを「ハイライト」したわけです。

図6:ハイライト表示

図6:ハイライト表示

次は「ここを深く見る」です。今まで画面キャプチャーしてきたアカウントが異なりますが、図7赤枠部分の「/writer」というページを指定して「ここを深く見る」を選択した画面が図8です。選択したページの前後の閲覧ページ遷移を表示してくれます。

図7:ここを深く見る

図7:ここを深く見る

図8:ここを深く見るの表示

図8:ここを深く見るの表示

ところがそれぞれのレポートで「/writer」の下にある訪問数が図7ではは67で、図8では170と異なっています。これは図7の方は、閲覧して2ページ目に絞られているのに対して、図8の方は何ページ目に見られているかは関係なく、このページを通過した訪問を全部表示しているからだと考えられます。一見同じようなレポートに見えますが、見方が違うことに注意が必要です。

「ステップ0」(図8赤枠部分)が「ここを深く見る」を選択したページで、左側にはその一つ前に見ていたページの内訳が、右側には次に見たページの内訳が表示されます。2ページ前あるいは2ページ後に見ていたページは、左右にある「 + ステップを追加」ボタン(図8青枠部分)をクリックしましょう。このレポートでも前後のページは、5つのグルーピングとその他で6つが表示されます(図8緑枠部分)。

選択したページも実際は複数のページ群だったりするのでこのグルーピングの内容を確認したい場合は、歯車マーク(図8黒枠部分)をクリックします。図9がページ グループの定義設定になります。「マッチタイプ」「式」「名前(オプション)」とあります。

図9:ページグループの定義

図9:ページグループの定義

「マッチタイプ」は「含む」「先頭が一致」「最後が一致」「等しい」「正規表現一致」の5つからプルダウンで選択します。「式」は、そのURLの一部を指定します。図9の例で言えば、「式」が「/writer」で、「マッチタイプ」が「先頭が一致」ですので、「/writer配下のディレクトリや、このURLが先頭についているもの」を全部含むことになります。

「名前(オプション)」は標準では「式」の値がそのまま記載されていますが、別の文字列を入力すれば、それがグラフの表示に利用されます。図10のように「執筆者」と入力すれば、図11のようにグラフの表示が変わります。

図10:名前の変更

図10:名前の変更

図11:名前の変更表示

図11:名前の変更表示

最後に「グループの詳細」をクリックしたのが図12です。このグループは/writerで始まるページ群で、3ページ該当するものをまとめたものであることが左上に表示されています。そしてこの67訪問の内訳をページ別に表示してあります。

図12:グループの詳細

図12:グループの詳細

ページ部分(図12青枠部分)の各URLへのリンクは効きませんが、右上矢印のボタンをクリックすれば該当のページを新しいウインドウで開くことができます。また図12赤枠部分のプルダウンで4つの表示パターンを選択することができます。

図13のように、「上位のページ」「流れの内訳」「入ってきた流れ」「出ていった流れ」です。それぞれの表示は図14から図16をご覧下さい。

図13:プルダウンの指定

図13:プルダウンの指定

図14:流れの内訳

図14:流れの内訳

図15:入ってきた流れ

図15:入ってきた流れ

図16:出ていった流れ

図16:出ていった流れ

 

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