Google アナリティクスのイベントトラッキングとそのトラッキングコード

データ収集と集計仕様

投稿日:2012/2/8 作成者:衣袋 宏美

<データ収集と集計仕様>

イベントトラッキングは、バーチャル(仮想)ページビューと似ているものです。ページビューにはカウントしたくないけど、リンクのクリックやダウンロードなどのイベントを計測したい場合に、この手法を利用します。

イベントトラッキングは、onclick ハンドラなどのページ内の適切な場所でイベントを呼び出します。古いurchin.jsトラッキングコードでは使用できません。

 

●トラッキングコード

イベントトラッキングでは、_trackEvent() メソッドを呼び出します。この_trackEvent() メソッドの仕様は次のとおりです。

_trackEvent('category', 'action', 'label', value)

category:カテゴリ名(必須)
トラッキングするオブジェクトのグループに付ける名前

action:アクション名(必須)
各カテゴリとペアになる固有の文字列で、ユーザー操作のタイプを定義するために一般的に使用される

label:ラベル名(オプション)
イベント データにディメンションを追加するためのオプションの文字列

value:値(オプション)
ユーザー イベントに関する数値データを指定するために使用できる整数

 

●トラッキングコードの実装例

ここでは外部リンクをクリックした時にイベントトラッキングするケースをご紹介します。onClickの部分が追加で必要な実装コードになります。

同期トラッキングコード使用時:

<a href="http://sample.jp/" onclick="pageTracker._trackEvent('category', 'action', 'opt_label', opt_value);">click me</a>

非同期トラッキングコード使用時:

<a href="http://sample.jp/" onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'category', 'action', 'opt_label', opt_value]);">click me</a>

 

●イベントトラッキング実装による影響

イベントトラッキングを実装したページにおいてイベントが発生した場合は、GIF画像のリクエストを発生させます。この場合は1ページ閲覧であっても、直帰とはならない(みなされない)ことに注意が必要です。つまりページロード時に自動的にイベントトラッキングを実装するような場合は、直帰率がゼロになります。

また1回の訪問でトラッキングできるGIFリクエスト(ページビューとイベントを含め)の上限は500で、1秒間に11イベントヒットが上限(2012/1/26までは5秒に1イベントヒットでした)です。そのため下記のようなイベントのトラッキングは注意すべきです。

  • 毎秒ごとにイベントを発生させたりする
  • マウスの動きを過度にトラッキングする
  • 細かく時間を計測する

 

●レポートでの見え方

コンテンツ > イベント のメニュー群(図1赤枠部分)でデータを確認することができます。

図1:コンテンツのメニュー

図1:コンテンツのメニュー

 

イベント カテゴリ、イベント アクション、イベント ラベル別にデータを見る場合は「上位のイベント」のレポート(図2)を、どのページでイベントが発生したのかを見る場合は、「ページ」のレポートを見て下さい。

図2:上位のイベント

図2:上位のイベント

 

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