Google アナリティクスの検索エンジンを追加設定するトラッキングコードのカスタマイズ

データ収集と集計仕様

投稿日:2012/2/8 作成者:衣袋 宏美

<データ収集と集計仕様>

Google アナリティクスのトラフィックレポートの中の検索エンジンは、このリストに含まれる検索エンジン(但し最新情報でないと思われます)を標準の検索エンジンとして個別に識別する仕組みになっています。

 

サイトによって異なると思いますが、日本の場合、yahooとgoogleが検索エンジンの多くのシェアを占めていると考えられ、日本固有の検索エンジンの登録は標準では殆どされていません。

例えばあるサイトの「オーガニック検索」のレポートで表示中のセグメントを「参照元」にして(図1赤枠部分)出力した画面が図1です。参照元のところに「search」とある部分(図1青枠部分)は、標準に登録されていない検索エンジンがまとめられたものです。

図1:検索エンジンのレポート

図1:検索エンジンのレポート

こういった状態から、例えば「livedoor検索」を検索エンジンとして登録して、レポート上でも「yahoo」や「google」などと同じように独立分離して表示するためのカスタマイズをする方法が本稿の目的です。

●トラッキングコード

検索エンジンの追加では、_addOrganic()メソッドを呼び出します。この_addOrganic()メソッドは、検索エンジン トラフィック ソースとして含める検索エンジンを追加します。下記の例では、サブドメインに「new_search_engine」が含まれ、検索クエリが「q」というパターンに合致したものを検索エンジンと判定します。「true」の記述はオプションです。

_addOrganic('new_search_engine', 'q', true)

 

日本の検索エンジンを追加する場合について、具体的に述べます。まず前提として検索エンジンとクエリパラメータの組を抽出する仕様をお話しておきます。

1.ga.jsに標準で記述されている検索エンジンと照合していき、合致したものは個別の検索エンジンとしてレポートする(図1のyahooなど)

2.サブドメインにsearchが入っていて、クエリパラメータがqのパターンに合致する複数の検索エンジン群は一つにまとめられてレポートされる。レポート上では、「search」という項目で表示される(図1青枠部分)

3._addOrganic()で追加されたものに合致するパターンがあるかみていき、合致したものを検索エンジンとして独立分離してレポートに表示する

4._addOrganic()で追加されたもののうち2.のパターンに合致するものは、2.より優先的に判別させるためにtrueの記述を追加することで独立分離が可能になる

 

例えばhttp://www.livedoor.com/で検索をしてみます。「analytics」と検索した結果は次のようなURLになります。
http://livedoor-search.naver.jp/search?c=ld_top_sb&ie=utf-8&q=analytics&sm=top_hty&search_btn=1

サブドメインは「livedoor-search.naver.jp」で、クエリパラメータは「q」であることがわかります(q=analyticsとなっているため)。そのため下記のように指定することでlivedoor検索が「livedoor-search」という検索エンジンとして区別されることになります。

_addOrganic('livedoor-search', 'q', true);

 

また2012/2/1からは、BIGLOBE、楽天ウェブ検索、gooの3つの検索エンジンが標準で個別に識別できるようになりました。それぞれレポート上での表記は「biglobe」「rakuten」「goo.ne」です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2012/02/goo-biglobe.html

 

●トラッキングコードの例
追記するトラッキングコードが下記です。これを追記したい検索エンジン全てに対して行ってください。

同期トラッキングコード:

pageTracker._addOrganic('livedoor-search', 'q', true);

非同期トラッキングコード:

_gaq.push(['_addOrganic', 'livedoor-search', 'q', true]);

日本の検索エンジンの多くをまとめて記述しているページがありますので、下記もご参照ください。
http://cinci.jp/report/google-analytics-001.html

 

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