カスタム キャンペーンのパラメータを変更する方法

データ収集と集計仕様

投稿日:2012/12/31 作成者:衣袋 宏美

<データ収集と集計仕様>

カスタム キャンペーンのパラメータに関してはこちらの記事をまずご覧ください。今回は下記のような標準だと長ったらしいパラメータをすっきりさせるためのカスタマイズの話です。

http://example.com/index.html?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_term=kw1&utm_content=contX&utm_campaign=campY

 

キャンペーントラッキング用にランディングページに付与するダミーパラメータである「カスタム キャンペーンのパラメータ」ですが、このutmなんちゃらという非常に長いパラメータが多数ある場合に、尋常でない長さのURLになってしまいます。

今回はこの各パラメータを別のもので代用するというカスタマイズの方法について解説します。プロパティの設定画面の「トラッキング情報」タブ(図1赤枠部分)で、トラッキングコードの取得を行うわけですが、複数ある選択肢の一番下に、「カスタム キャンペーン タグ」という部分(図2赤枠部分)があります。

 

図1:トラッキング情報

図1:トラッキング情報

図2:トラッキングコード

図2:トラッキングコード

 

ここ(図2赤枠部分)に何か文字列を入力し、左下の「保存」ボタン(図2青枠部分)をクリックすると、その下のトラッキングコード表示枠内に追加のカスタマイズの表示(図2緑枠部分)が加わります。

この対応関係を見てみましょう。図2赤枠部分と図2緑枠部分からトラッキングコードのメソッドと項目名は次のように対応していることがわかります。
_setCampNameKey:名前
_setCampSourceKey:参照元
_setCampMediumKey:メディア
_setCampTermKey:クエリ
_setCampContentKey:コンテンツ

 

さあ、一体これで何をどうすればいいのでしょうか。一つはランディングページ(あるいはサイト全体)にこのトラッキングコードのカスタマイズを実装します。もう一つはここで指定した「カスタム キャンペーンのパラメータ」を使用することです。

パラメータの意味は次の通りです。標準のカスタム キャンペーンのパラメータでは、例えば「参照元」に「utm_source」が割り当てられていますが、これを「so」(図2赤枠部分の「参照元」の横に入力した文字列)に置き換えるという指定になっているのです。

 

つまり通常下記のようなパターンになっているのですが、

http://example.com/index.html?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_term=kw1&utm_content=contX&utm_campaign=campY

図2の指定は、下記のように記述し直しても、自動的に各ディメンションに取り込んでくれるようにするためのカスタマイズの指定であるということです。

http://example.com/index.html?so=google&me=cpc&te=kw1co=contX&test1=campY

 

ディメンション名と完全に一致していないために、少々わかりにくいですが、「名前」がディメンション名の「キャンペーン」に対応し、「クエリ」がディメンション名の「キーワード」に対応するということです。

図2赤枠内の右下にある「デフォルトに設定」のリンク(図3赤枠部分)をクリックすると、図3のようになり、「名前」が「utm_campaign」ではなく「utm_name」になる(図3青枠部分)のは少々解せませんが、これは追ってテストしてみたいと思います。

 

図3:デフォルトの設定

図3:デフォルトの設定

 

なおこの設定の場合でも、下記の標準のパラメータを利用した場合、各パラメータは無視され、自動的に「すべてのページ」のレポートのページ表記からもパラメータは削除されています。
/?utm_source=google2&utm_medium=cpc&utm_term=kw11&utm_content=contY&utm_campaign=campX

もちろん設定してあるカスタマイズしたパラメータも「すべてのページ」のレポートからは自動的に削除されているのは、標準のパラメータを利用した場合と同じでした。

 

<2013/1/1 追記>
またAdWordsのアカウントとの連携をしていなくても、参照元とメディアに該当するパラメータに「google」「cpc」とした(下記のように)ランディングページのデータだけは、「広告 > AdWords」配下のレポートにも数字が反映されています。
/?so=google&me=cpc&te=kw5&co=co1

 

<2013/1/7 追記>
「名前」が「utm_campaign」ではなく「utm_name」になる(図3青枠部分)のは誤りであることが、Googleへの問い合わせで判明しました。「名前」はディメンションの「キャンペーン」に相当するものであり、使用するパラメータは「utm_campaign」です。

またAdWordsとリンクしているアカウントで、AdWords側は自動タグ設定になっている場合 に、アナリティクス側でこのカスタマイズを同時に行っても支障はありません。

そしてこのトラッキングコードのカスタマイズは、このパラメータが利用されるランディングページにだけ実装すれば稼働します。

 

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