CSS Nite LP, Disk 19報告2、石本光司氏

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投稿日:2011/10/16 作成者:衣袋 宏美

2011年10月15日(土)午後にベルサール神保町で行われた、CSS Nite LP, Disk 19「アクセス解析:事例紹介とGoogleアナリティクスの新機能」の報告第2弾です。2番目に登壇した「石本光司氏」の内容です。

時刻:15:10~15:40
登壇者:石本光司氏(DMM.com)
セッション名:大規模サイトにおけるGoogleアナリティクス導入から成果まで
サブタイトル:~Webデザイナーがアクセス解析に携わってみて~

 ・アクセス解析への動機
DMM.comはレンタルを中心にコンテンツビジネスを中心に行っているサイト。デザイナーは商品の特集コンテンツや様々なコンテンツのデザインなどをしている。エンジニアやマーケターと仕事をするが、共通語で話にくい状態になっている。

→共通語になるのは、数字だろう。だからウェブ解析が共通語になるとの思い

・Google アナリティクスのプロファイルの適正化
サイト規模は会員登録数が百万台の規模、プロファイル数も膨大、データ閲覧者も100を超える規模感。だからプロファイルの適正化が必要になった。

例えば5万URL問題がある。これはユニークなURLが5万件を超えると、レポートでURLが(other)表示にまとめられてしまうという問題。具体的には、特定ページで絞込み表示をしても0ページビューになってしまう問題が発生。全体のページビュー数にはカウントされるが、4割のページが(other)に分類されてしまうことに。

5万URLから漏れてしまうページの中身は商品詳細ページが大半だった。商品リストページ、並び替えによる表示、2ページ目表示などのURLもある。しかし現実的には、全体を見れればいいので、瑣末なところは必要ないなあと思った。

→ハイレベルサイトマップ(安西さん考案)が大事だ。全体の概要や同線が俯瞰できる。これをDMM.comで作ってみた。そしてこのレベルでわかる分析ができるプロファイルを作ることにした。

→具体的にはURLをまとめる設定が必要で、プロファイルに掛けるカスタム フィルターを使ってURLをまとめる。具体的には「detail」という文字列が入っているURLを集めて、余計なURLを捨てて再構成する設定などを行った。この結果、同種のページ群を、レポート上では「/dvd/-/list/」「/dvd/-/detail/」などという感じでまとめてしまうことができた。

・CV(コンバージョン)設定から改善施策へ
ゴールは商品を売ることで、売れたことを確認するにはコンバージョン設定が必要だ。しかし事業部によってパターンが違い、Thank youページがないような場合もあった。例えばマイページに行くようなケースがある。

→ページを新しく作るという面倒なことも避けたい。そこで、買った時だけそのマイページへ行く時にパラメータを付与するという工夫をして、パラメータ付きページを購入をいう目印にした。

・仮説
Googleアナリティクスのコンバージョンファネルを見ると、購入確認から購入完了が100%ではない。取りこぼしてないか?実際の画面を見ると、完了ボタンと訂正ボタンが同じレベルで大きさも同じ、その上には注意書きの記述が結構ある。

→注意書きを最小限にし、購入ボタンを大きくするとよいのではないかという仮説を実行してみる。
→この結果、購入完了率が上昇した。これを金額換算すると、1カ月で相当な額になった。

・まとめ
1.デベロッパーを味方につける。ウェブアプリの時代にページからアプリなどの重要性がますので、技術に詳しい人の重要性が増すだろう
2.お金に近いところで考える。例えばトップページのリニューアルとかから入らないことが大事だ
3.Google Analytics Premiumが欲しい。そうすれば5万URLの制約が100万URLに拡張されるとも聞いているので

・今後の課題
1.解析のできる人員を増やす
2.ページ内解析の強化(ヒートマップのツールで補完していきたい)

 

他の方へのリンクは下記からどうぞ。
いちしま泰樹氏の講演内容
中島直樹氏の講演内容
小川卓氏の講演内容
大内範行氏の講演内容

 

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