Q.Google アナリティクスで、IPアドレスの除外以外の方法で関係者のアクセスを除外できませんか?

設定、制限事項

投稿日:2011/10/11 作成者:衣袋 宏美

<GAのQ&A>

Question.フィルタを設定して、特定のIPアドレスからのトラフィックを除外する機能がありますが、固定のIPアドレスが振られない自宅のPCからアクセスした関係者のアクセスを除きたいのです。こういった場合に対処できる方法はありますか?

Answer.はい、対処する方法があります。ある仕掛けをした特定のウェブページを関係者の利用するあらゆるブラウザから閲覧してもらい、そのページを閲覧した人(ブラウザ)からのアクセスだけを除くという方法で行います。

まずどういうウェブページを作るかというと、Google アナリティクスの「ユーザー定義」を仕込んでおいたページです。関係者にだけこの秘密のページのURLを教えて、このページにアクセスしてもらいましょう。

「ユーザー定義」を仕込む方法ですが、ページの読み込みが完了した時に発生するイベントである”onLoad”を利用して、読みこまれたらユーザー定義に”myself”という値を付与するトラッキングコードの例を下記に示します。

非同期コード:<body onLoad=”javascript:_gaq.push(['_setVar', 'myself'])”>
同期コード:<body onLoad=”javascript:pageTracker._setVar(‘myself’)”>

下記のソースの例は5秒で自分のサイトのトップにリダイレクトして飛ばすだけのページですが、そこにユーザー定義の実装をしています。図1が非同期コード版、図2が同期コード版です。

図1:トラッキングコードの例(非同期コード)

図1:トラッキングコードの例(非同期コード)

図2:トラッキングコードの例(同期コード)

図2:トラッキングコードの例(同期コード)

飛び先のURLや自分のウェブプロパティ IDに変更して実装し、動作確認テストをして運用開始して下さい。ユーザー定義がきちんと付与されていれば、この例では__utmvのクッキーの値に”myself”という文字列が含まれている筈です。

その上で、新しいプロファイルを作成し、そこに図3のフィルタを適用して下さい。「ユーザー定義にmyselfが付いたものを除いて集計する」という設定になります。図3はバージョン4の編集画面ですが、フィルタの編集画面はバージョン5でもほぼ同じです。

図3:除外フィルタ

図3:除外フィルタ

 

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